2012年3月10日土曜日

インスタントラーメンにビタミンB1が多いのはなぜですか?

インスタントラーメンにビタミンB1が多いのはなぜですか?







小麦粉を主原料としているインスタントラーメンは、ごはんやパンと同じように、炭水化物の含有量に対し、カルシウム、ビタミンの含有量はさほど多くはありません。そのため、インスタントラーメンは、不足しがちなビタミンB1、ビタミンB2、カルシウムの3つの栄養素を強化しています。(日清食品)



昔、私が学生だったころ、インスタントラーメン+コーラという食生活を普通にしていた大学運動部の部員を中心に、若年層に脚気が多発して社会問題になりました。インスタントラーメンは健康に悪い、という事になってしまったのでそれを懸念した各社が、以後ビタミンB1などを添加することによってその批判を回避しようとしたのです。



つまりは、過去の教訓に鑑みたメーカーの対策による添加です。








まあ、ビタミンと聞くと聞こえはいいかもしれないですが、

防腐剤とか防カビ剤とか着色料に含まれているものだったら、

買いたくなりませんよね。







インスタントラーメンの麺の着色の為



麺の色を「黄色」に着色するのに使用しています。



追記:食品会社(食品製造メーカー)での、ビタミンB1・ビタミンB2の



主原料(小麦)に対しての添加量は?



小麦(製麺原料)に対して・・・0.002%~0.005%です



1000kgの製麺原料に・・・・・20g~50gの添加量です。



その微量の添加量でも、生協の本部検査・食品分析センターの検査で



ビタミンB1、ビタミンB2は、確実に検出されます。



分析で検出された添加物(ビタミン)は、原材料表示に明記しなければなりません



食品会社は、ビタミンの使用目的を「着色」の為と公表すると



消費者に、イメージ的に悪く「ビタミン不足」を補うためと公表しています。



0.002%~0.005%の添加量で「ビタミン不足」が補えるとは、考えられません



では、本来の使用目的は?



その微量の添加量で、効果が得られるのは「着色目的」のみです



やはり、食品への「ビタミン」の使用は、着色でしょう。

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